家計簿をつけていて、一番大切にしているのが、年間収支表の見やすさです。
1か月のまとめをいかに見やすくするか、1年単位でのまとめをいかに見やすくするか。
この区切り事の見やすさを工夫すると、家計の節約すべき箇所がわかりやすくなります。
今回は、私が実際にまとめている「年間収支表」をもとに、どんな工夫をしているかを解説しながら、一緒に年間収支表を作ってみましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
家計簿は年間収支表が一番大切
市販の家計簿についている、年間収支表は活用できていますか?
- 毎週のレシートを書き写すので精一杯
- まとめる作業まで手が届かない
- 年間収支表?なにそれ
ちはぎ
そう!
年間収支表が、自分好みに見やすくできれば、無駄が見つけやすい優秀な家計簿になります。
年間収支表があるのは何で?
年間収支表って、何のためにまとめるのでしょうか。
これが、私なりの答え。
- 家計の無駄を見つけやすくする
- 1年のお金の流れを掴む
- 未来のお金がどれくらいかかるか予想できる
家計の無駄を見つけやすくする
1月から順に12月まで並ぶ収支表は、家計の無駄をみつけやすくします。
例えば、
- スマホ代が年間17万かかってるの?
- 保険に90万も払っているけどお金かけすぎ?
- 食費って年間50万近くかかるんだなぁ
こういう事に気づけます。
そして、我が家にとって無駄なのか、丁度いいのかの判断をしやすくなります。
ちはぎ
せっかく節約するのであれば、的を絞って効果的に節約したほうが楽しいです。
1年のお金の流れを掴む
例えば、
- 1月に親戚の子供にお年玉をあげたな
- 5月は自動車税を払ったな
- 8月はお盆でお金をたくさん使ったな
- 10月は子供も誕生日だから、お金を使ったな
こんな事が1年間であったとします。
このような出費は、来年も繰り返しありそうですよね。
ちはぎ
カッコつけて言いましたが、年間収支表では今年のまとめをして、来年の予定が立てられるのです。
未来のお金がどれくらいかかるか予想できる
年間収支表では、近い未来に必要なお金を予測する事ができます。
私も実際に、去年の年間収支表を見ながら「あ~来月は、固定資産税の納付だな」なんてコンビニに行くのです。
ちなみに長期的なお金の話は、ライフプランシートを作成しています。
テンプレートを配布していますので、時間がある時にでも試してみてください。
では、実際に年間収支表をみていきましょう。
家計簿の年間収支表の見本
今回ご紹介するのは、ちはぎ家が実際に使用している年間収支表の一部です。
年間収支表は大きく3つに分かれる
年間収支表は3つの部分に分かれます。
- 収入
- 支出
- 収支
一つずつ、見ていきます。
年間収支表の収入の書き方
収入項目はラクできるところは手を抜いて書きます。
- 給料は手取りじゃなく、収入がわかるようにする
- 給料以外は雑収入としてひとくくり
- 児童手当は1年分まとめて記入
共働きの我が家では、夫の収入・妻の収入に加えて雑収入という枠を作ってポイントや利息のまとめ、児童手当の入金予定を確認しています。
ちはぎ
年間収支表の支出を見やすく作る方法
支出項目を見やすくするコツは2つあります。
- 決まっている支出は1年分書く
- 項目の並び順を見やすく変える
実際に使っている項目の説明は、次の記事でご紹介しています。
年間収支表の収支を出す
最後に、収入-支出=収支を出します。
マイナスであれば→赤字の月、プラスであれば→黒字という感じですね。
実は、赤字になる月もあるし、大きく黒字になる月もあります。
でも、1か月の結果に一喜一憂しないで、年間トータルで貯金額が増えていれば、それで良いと思ってます。
年間収支表を味方につけて貯金できる家計を目指そう
1か月、2か月、3か月、半年、1年とまとめる月が多いほど、お金の流れが掴みやすくなります。
と同時に、どの項目を見直していこうかという無駄を見つけやすくなります。
- 固定費を見直す
- 備えるお金を見直す
- 貯金金額を見直す
ちはぎ
年間収支表を味方につけて、黒字家計へと体質改善していきましょう。
ではまたね。