ライフプランはエクセルで作るのがオススメ!一緒に作ってみよう

ライフプランのエクセル

子供の教育資金なんて、本当に足りるのかな。老後、あんまり子供に負担をかけたくないな。
でも、将来の為に資金を確保するって何をしたら良いの?

そう考えているのであれば、ぜひライフプランを作成してみてください。
ライフプランを作成すると、何年後にいくらお金が必要なのかを具体的に知る事ができます。

足りなければ、家計の見直しするチャンスですし、足りていれば、余裕資金で家族旅行に行くという事もできますよね。
数字で見える化する事で、次の行動がよりイメージしやすくなるのでオススメです。

今回は、ライフプランをエクセルを利用して無料で作成する方法をまとめます。

お手本付きの無料テンプレートもご用意しましたので、できあがるまでちょっと大変ですが、一緒に作成してみませんか?

ライフプランでどんな事がわかるの?

ライフイプランシートは、こんな事を知るために作ります。

  • これからどのくらいお金が必要か
  • お金がどのタイミングで必要になるのか
例えば、小学校の入学まであと3年。その時、〇〇万が必要だ。
大学の教育資金を貯めるまで、残り13年。それまでに1,000万準備するには…。

と、いつの日か必要になるそのお金が、いつ、どんなタイミングで必要か。
その時、パパは何歳なの?働いている年齢なの?

こういった、家族の情報を数値化する事で、より具体的にイメージしやすくするお手伝いができます。

また、ライフプランシートは、長期的な期間でお金が足りるか足りないかといった見方ができるのもメリットです。

30年間を1年毎に輪切りして、貯蓄額がマイナスにならないか?という見かたができます。

ちはぎ

5年後に50万必要だ!というみかたもできますよ~

ライフプランを作るタイミング

ちはぎ家では、第2子の育休中に初めてライフプランシートを作成しました。

きっかけは、時短勤務を経験した事で、お金に困る事なくこのまま暮らしていけるのかなという不安が出てきたからです。

調べてみると、ライフプランシートを作るタイミングとしては、大きな出費を計画する前にするのがベストなようです。

大きなタイミングとしては、次の3つ。

  • 結婚
  • 出産
  • 住宅購入

他にも、就職した時や、子どもが独立した時、親を扶養する時など、生活環境が大きく変わる時が見直しのタイミングです。

ライフプランのエクセルテンプレートを作りました!

ライフプランシートは、人生におけるお金の動きを入力するので、まとまった時間が必要です。

ちはぎ

正直、面倒だし疲れる

なので、入力するだけのテンプレートと、お手本を作りました。

ライフプランシートは作るのが大変だけど、人生設計に役立てる事ができるので、一度は作ってみる事をおすすめします。

想定して作ったテンプレートの家族構成です。

  • 夫、妻、子供1人の3人住まい
  • 第2子を希望
  • 共働き世帯
  • 祖父母は健在だが同居していない

エクセルを開くと、「サンプルシート」と「入力用シート」の2つが入っています。

入力用テンプレートだけだと、いまいちわからないという方向けに、想定家族を想像したサンプルシートも添付しています。

注意
想定なので、正解ではありません。参考程度にご覧いただければと思います。
年金の受給額も、想像のサンプルです。

ぜひ、参考にダウンロードしてみてください。

ライフプランシートのテンプレート(都市部)


▼テンプレート▼

サンプルの説明

  • 車を所有していない
  • 住宅ローン返済中
  • 教育費に注力している
  • 妻は第2子出産後、教育費に備え職場復帰

ライフプランシートのテンプレート(車所有)


▼テンプレート▼

サンプルの説明

  • 車を2台所有
  • 住宅ローン返済中
  • 教育は中学まで公立
  • 妻は第2子出産後、時短勤務を経て職場復帰

ライフプランのエクセルで作成しよう

ライフプランシートを作るために必要な材料

ライフプランの説明

ライフプランシートは、「ライフイベント」「キャッシュフロー」の2パートで組み立てられています。

2つのパートを埋めれば、ライフプランシートは作れます。
その為に必要な材料は次の通りです。

ライフイベント 家族構成
家族の年齢
キャッシュフロー 収入がわかる資料
支出がわかる資料

ライフイベントを作るポイント

ポイントは、同居の家族はだけでなく、別居の義両親も含む事です。
それは、将来、同居するかもしれませんし、金銭的な援助をするかもしれないからです。

キャッシュフローを作るポイント

未来の収入や支出はわからないので、現状の数字から予測していくのが簡単です。
児童手当などの雑収入も加えたいのであれば、1年でどれくらいの手当を受けているのか把握しておきましょう。

収入がわかる資料は、会社員であれば源泉徴収票です。
支出がわかる資料は、家計簿です。



ライフイベントを作ろう

ライフプランシートにおける「ライフイベント」とは、家族構成・年齢を記入し、さらにイベント要素を記入する所です。
何年後にお金が必要なのか?という時間軸を整理する事ができます。

年齢を記入し、そこから予測できるイベントを記載していきます。

イベント例

お金関連 車の車検・買換え、保険・ローンの払込完了時期
夫婦関連 出産・休暇・退職、逝去時期
子供関連 卒入学、就職、子供の結婚・出産
義両親関連 介護・葬儀

家族の逝去時期や義両親の介護や葬儀のタイミングまで想定します。(もちろん自分の逝去時期もねっ。)
縁起でもない!と感じる方もいるでしょうが、バタバタして「おくる」事に向き合えなかったら、それこそ後悔しそうです。

キャッシュフローを作ろう

ライフプランの概要

ライフプランシートにおける「キャッシュフロー」とは、その年に収入がいくらで、支出の金額がいくらなのか。結果貯蓄額はどうなるか?を予測するパート。

前述のライフイベントをもとに、いくらの資金が必要になるのかを具体的に数値化する場所です。

キャッシュフローは細々しているので、以下の順序で入力することをオススメします。

まずは収入です。

  1. 給与
  2. 雑収入
  3. 退職金・年金

続いて支出を入力します。

  1. 一時支出
  2. その他固定費
  3. 基本生活費
MEMO
家計簿と違って、ライフプランシートでは万単位で入力していきます。
年収が、500万であれば「5,000,000」ではなく「500」という感じ。

時間はかかりますが、入力してしまえばライフプランシートは完成です。

私が費やした時間は、家事や子育てのスキマ時間で6時間ほど。



ライフプランシートの活用方法

時間をかけて作ったライフプランシート。せっかく作ったからには、活用しましょう。

ちはぎ

振り返ってこそのライフプランシートです。

まずはざっくり確認してみましょう。

数値化してみると、思った以上に貯金の減るスピートが速く感じませんか?
もしくは、予想通りに推移していて安心する事もありそうですね。

せっかく苦労してライフプランシートを手作りしたので、活用したいですよね。

簡単な活用方法をがこちらです。

  1. 壁に貼っていつでも確認!
  2. PDF化して夫婦で情報共有!
  3. 年に1度は見直しする!

1.壁に貼っていつでも確認

ちはぎ家は共働き家庭なので、夫の協力無くしてより良い資金計画はできません。

(言わば、夫と妻は共同経営者であり、共同出資者です。)

なので、ライフプランシートは壁に貼っていつでも確認できる状態にしています。

2.PDF化して夫婦で情報共有

モバイルを活用しているご夫婦であれば、エクセルデータをPDF化して共有するのも良いでしょう。

家では家事・育児に追われて家計管理の情報共有が難しいのであれば、なおさらオススメです。

ライフプランシートをデータ化する事で、情報共有がより手軽に行えるでしょう

スプレッドシートからも紙にプリントアウトする事ができるようです。こちらのサイトがわかりやすかったです。

参考 スプレッドシートの印刷をスマホからコンビニで!実際にやってみたよ!OYAKUDACHI.XYZ

3.年に1度は見直しする

ライフプランシートは、振り返り→改善→見直しの繰り返しによってより良い家計環境に進みます。

年に1度は見直す事、大きな出費や働き方が変わる前後も見直すタイミングです。



貯蓄があるから「安心」って事じゃない!

「1,000万あるから、なんとかなる」って考えありませんか?

実は私もその一人だったのですが、大事なのは、貯金の金額ではなくて、貯金の目的!お金の使い道です。

100万あるから安心、1000万あるから安心ではないです。

子供の学資費用にいくら確保したいですか?500万?1000万?子供の年齢に合わせて必要な時期に必要なお金を用意できるように計画していきましょう。

子供の教育資金、本当に足りるのかな。老後、あんまり子供に負担をかけたくないな。と考えているならば、ライフプランを作成するチャンスです。

ライフプランシートを作成して…

  • お金の使い道を明確に考えるようになった
  • やりたい夢が実現するかもしれない
そんな風に感じています。

ちはぎ

ライフプランシート作って良かった!

あなたも挑戦してみませんか?

以上、ちはぎの節約ラボでした。
ではまたね。